うたかたの歌

心を過ぎゆく思いだったり日常のあれこれを、絵短歌orフォト短歌&駄文で綴っています。

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27
2016

【絵短歌】過ぎ去りし日々

CATEGORY絵短歌
イラスト 短歌 絵 カーテンを開ければそこに誠実な朝があるから君とこのまま


ご笑覧ありがとうございます。

本日の絵は、大学時代の水彩画を少々加工したものです。
当時は美術サークルに所属していたのですが、本来すべき活動をあまりやらないサークルで、きちんと制作したのは年2回の展覧会前だけでした。それ以外のときは何をしていたかというと、なんとなーくみんな集まって、グダグダしたりグダグダしたりグダグダしたり。

そんなあまりにゆるいサークルだったせいか、卒業して何年か後に大学へ行ってみたらあとかたもなくなっておりました。
私にとっては伴侶と出会った場所なので残念だったのですが、自分たちの活動履歴を振り返れば、さもありなんと反省した次第です。
本当に・・・大学生協でプロ野球チップス買い占めたりとかしてる場合じゃなかった。

でも、あんなに惜しげなく時間を怠惰に過ごした時期はきっと二度とないだろうと思うと、くだらない思い出も眩しく感じます。


tag: 絵短歌  植物   

26
2016

【絵短歌】ガザニア

CATEGORY絵短歌
イラスト 短歌 絵 光閉じ雨音を聴く太陽は鏡の向こうガザニアの群れ


ご笑覧ありがとうございます。

ここしばらくずっとぐずついた天候だったのが、昨日やっと晴れ間が!
と思ったのも束の間、夜には再び雨が降り出し、腐りかけていたのですが、なんとか今日も太陽が顔を見せました。


本日の短歌は昨年の春に詠んだものなのですが、最近の天気にマッチしていたので蔵出ししました。
が、自分で作っておきながら「ガザニア」がどんな花なのかさっぱりわかりませんでした。(植物に疎いです。)
自分の記憶力の乏しさに若干おびえつつ調べたところ、日光が好きで曇りの日や夜には咲かないとか。
へぇー・・・昨年の私はそれを知っていて「ガザニア」と詠んだのだろうか・・・

認知症の人の気持ちがうっすらわかるような気がします。

tag: 絵短歌  植物   

25
2016

【絵短歌】泣き虫

CATEGORY絵短歌
イラスト 短歌 絵 毛先から流れる泡の行く先を追いつつさがす涙の単位


ご笑覧ありがとうございます。

私は小学生くらいまで、些細なことですぐに泣き出す子供でした。
みんなと一緒に幼稚園バスで通園しているのに遅刻するのではないかと泣き、母親がゴミ出しに行っただけなのに帰ってこないのではないかと泣き、昼寝したせいで夜眠れなくなっては泣き、真冬の体育で寒さに我慢できなくなっては泣きetc・・・

おかげで小学3年生の時、クラス替えで初めて顔を合わせた隣の席の男子が、「この子すぐ泣くんだよ」と周りに教えるくらい「泣き虫」で有名になっておりました。

今思うと、どうしてあんなに泣いていたのか・・・大人になった今では、涙が不足気味でドライアイだというのに。
人生ままならないものです。


tag: 絵短歌  人物 

23
2016

【絵短歌】別居婚

CATEGORY絵短歌
イラスト 短歌 絵 泣き声をたどれば電子レンジの中ひとりの夜が回つてゐたり


ご笑覧ありがとうございます。

前回、遠距離恋愛最高!みたいなことを書いたのですが、転勤で地元から東京へ移ることになってからちょっと事情が変わったので、今回はその辺のことを綴ってみます。

その転勤は強制ではなかったものの、部署自体が東京へ移転するため、家庭の都合等で行けない人以外はよろしくねというもので、私も行けない理由がなかったので、実家を離れてまた一人暮らしは嫌だなと思いながらも、部署の人のほとんどが一緒だし、地元の友人たちは次々に結婚して気軽に遊べる相手が減っていたし、逆に東京には親しい友人が何人かいるし、行ったら行ったで楽しいかもと心を奮い立たせ、承諾しました。

でもやはり、東京は怖いところだという偏見を持っていたし、地震や竜巻などの天災もあったしで、万が一のことを考えたりもしました。
そのときに初めて、家族なら何かあったときに会社を休んで駆けつけることもできるだろうし、入籍した方がお得かもしれないと思ったのです。

それはあまり一般的な形ではないのでしょうが、夫は快諾してくれ、親族や友人や会社の人たちなど、私たちのことを知っている人も皆、「やっとか」という感じで祝福してくれました。
中には「一緒に住まないのに籍を入れても…」と言う人もいましたが、「色んな形があっていいよね」と言ってくれる人がほとんどで、誰にも反対されなかったのはかなり恵まれていました。恐らく親にしても、形はどうでも、とにかく結婚するならよかったよかったという感じだったのではないかと思います。

入籍してみると、それまではできるだけ長く勤めたいと思っていたのが、親たちも心配しているだろうし、地元で就職した夫のもとへいつ移ろうかと考えるようになりました。
次第に仕事が何の冗談だというレベルで忙しくなっていったことや、東京での生活を経験し、基本引きこもりの自分は、大都会だろうがド田舎だろうが、どこにいても結局同じだと身に沁み、緑溢るる夫の地元で暮らすことへの抵抗感が薄れたのも大きかったです。

そうして、入籍してから約2年で私は会社を退職し、トータル9年に及ぶ遠距離生活を解消しました。
遠距離を満喫していた頃は、一緒に住んだら上手くいかないのではないかと考えたりもしたのですが、案ずるより産むが易し。一人よりよっぽど楽しいです。


というわけで、前回と今回の短歌は、東京で別居婚状態だった時期に詠んだものです。
すべての遠距離恋愛、別居婚カップルに幸あれ。

tag: 絵短歌  植物    家族 

21
2016

【絵短歌】遠恋

CATEGORY絵短歌
イラスト 短歌 絵 こだまよりひかりよりのぞみよりはやく祈りよとどけきみにあいたい


ご笑覧ありがとうございます。

夫とは丸13年の交際期間を経て入籍したのですが、その13年のうち後半7年は遠距離で、入籍後も約2年間、私は東京、夫は奈良で別居を続けていました。

遠距離になった最初のきっかけは、夫が中国へ数ヶ月の語学留学をしたことだったのですが、帰国後もそれを続けたのは私の希望でした。
夫が中国へ旅立つと同時に、私も関西から地元へ戻り、実家暮らしを始めたのですが、これがもう快適で。
さらに勤め始めた会社がまた、すごく居心地よくて。

家賃はかからないし、栄養満点のご飯は出てくるし、専門スキルがあったので会社では重宝してもらえるし、前の会社より給料いいし、休日は地元の友人たちが遊んでくれるし、関西での生活にはなかったものが充実していて、毎日がとても楽しかったのです。

夫も大学院でそれなりに忙しくしていて(多分)、電話は週に1、2回、会うのも年に4回くらいだったけれど、自然とそうなっていたので、きっとそのくらいの距離感が当時の自分たちには合っていたということなのだと思います。
なにせ、遠距離を始めた時点ですでに6年つき合っていましたから、こなれた夫婦が単身赴任で別居になるような感覚といえばいいでしょうか。「亭主元気で留守がいい」の心境でした。

何がいいって、その頃は夫の就職問題があったので、相手のアラが見えないのが一番よかったです。近くにいたらあれこれ口出しして険悪になっていたかもしれないけれど、離れていたのでそういうのが目に入らない。
おまけに私の方は、30歳目前の辺りで結婚願望を紛失しており、今の状態で充分幸せなのだから、一生このままでいいじゃないかとも考えていました。

そんなこんなであっという間に6年半が過ぎていったのですが、次回は、まったく結婚する気のなかった私が考えを一転させるに至った経緯を語ろうと思います。


tag: 絵短歌    恋愛