うたかたの歌

心を過ぎゆく思いだったり日常のあれこれを、絵短歌orフォト短歌&駄文で綴っています。

archive: 2016年07月  1/2

【絵短歌】東京賛歌

今の居住地(田舎)に来る前、仕事で2年ほど東京で暮らしていました。 地方出身者の私は東京に偏見を持っていたので、行く前はかなりびびっていました。 押し寿司のごとき満員電車での圧死か窒息死の可能性。通り魔に出会う可能性。いやそれよりも、迷子になって魔都を彷徨った挙句、まかり間違って闇の世界に足を踏み入れたりしてしまうのではないか(方向音痴)。 結論から言うと、東京はいいところでした。会社が品川だったの...

【絵短歌】お風呂あるある

 シャンプーとボディソープをまったく同じ色かたちの容器に詰め替えて使っているのですが(置き場所は離してある)、なぜか突如どっちがどっちだかわからなくなり、匂いと液の色で「こっちがシャンプー!」と確信して使ったらボディーソープでした。髪がきしきしになりました。私の記憶力・・・ そんな残念な日常をきれいな短歌に昇華してみました。 解説するのはなんなんですが、「花」は「鼻」からの連想です。 ご笑覧ありが...

【絵短歌】すばらしきかな短歌

字幕だけ流れるカフェの静寂に置き去りにした帽子をさがす 洋画を無音で流しているカフェがありまして。 そこで食事したときに帽子を忘れたのを取りに行った、っていうのを五・七・五・七・七で言いかえると、なんでかポエムになる不思議。 いやもちろん、言葉選びには苦労しますけども。 短歌を作り始めてから、日常の本っ当にささいなことに心が引っ掛かるようになりました。脱衣所にちりめんじゃこが落ちてたことだってポエム...

【絵&短歌】真夏フィルター

今日の空《真夏フィルター》クリームソーダのような一日 全国的に悪天候気味と知りつつ、これを投下。 うちの辺りも雨です。 上記の短歌からこの絵を描いてみたのですが、なんとなくこっちの方がなじむ気がしたので、絵短歌と言いつつ暑中見舞いハガキにしてみました。   私は炭酸が苦手なので、三十何年になる人生で、クリームソーダを口にした回数は片手で数えられる程度しかありません。 でもビジュアルは好きです。考え...

【絵短歌】かたつむり-殻=□

人生における様々な初体験の中で、あれは衝撃的だったと真っ先に思い出すのは、生まれて初めてなめくじを見たときのことです。 おそらく幼稚園児の頃、入浴中。おままごと用のエビのおもちゃの裏側に、彼はいました。 「かたつむりの殻がない!」 私は殻を見つけてあげなくてはと、風呂場中を必死に捜しました。 見つかりませんでした(当然)。 そのとき初めて、殻をもたないかたつむりがいることを知ったのです(違う)。 ...

【絵短歌】夏の庭2

前回のイラストに載せた英文は、この短歌を訳したものでした。つるを伸ばす植物の勢いに若干怖さを感じたので、ああいう絵柄に。 今回のは短歌に合わせ、勢いづく植物の強さとか明るさみたいなものを素直に描いてみました。 こういう構図というか、消失点がある画面が好きです。長いトンネルの出口とか、まっすぐに伸びる線路とか最高。 ところで前回の記事に登場するチョウマメは、薬効ハーブとして優秀らしく、タイでは乾燥さ...

【絵短歌】夏の庭の戦い

  夫が植物好きで色々育てているのですが、イチゴがランナーと呼ぶらしいつるをミニトマトのプランターへ伸ばし、チョウマメという、これまたつる性の花がイチゴのプランターを置いているラックに絡みつきと、我が家のベランダの一角では、この2大勢力が争うように隆盛を誇っております。(写真参照)(でもチョウマメの領土まで侵しているイチゴがやや優勢。)   で、今回の絵はそんな植物の勢いから着想を得て描いてみ...

【絵短歌】クジラの胎児

和歌山県太地町にあるくじらの博物館には、クジラの胎児が何体も展示されているのですが、これがちょっとかわいかったのです。太地町の梶取崎の灯台も、てっぺんにクジラがついててかわいいです↓ところで、ブログを始める前は、短歌にまつわるあれこれをここに書こうと考えていたのですが、いざやり始めてみると案外書けない・・・短歌って、作者が説明してしまうと色々壊してしまうよなあと思っているのもありますが、絵の方に気...

【絵短歌】記憶と音楽

ご笑覧ありがとうございます。来世の目標は、猫に生まれ変わることです。においと記憶が密接に関係しているというのは、折りに触れ実感するのですが、音楽もまた、その曲を聞くとある記憶がまざまざとよみがえってくるということがあります。初めて勤めた職場では、部屋にラジカセがあり、1日中同じラジオ局の番組を流していました。そのラジオ局では、月替わりの「今月のヘヴィーローテーション」を日に何度となく流すため、その...

【絵短歌】青い世界

 眼鏡を新調したのですが、ブルーライトを何十%かカットしてくれるレンズにしたところ、世界が黄色のフィルターをかけたように見えるようになりまして。それで眼鏡を外して外を見てみると、不自然に感じるくらい、青い。ちょっとビビりました。まあ、眼鏡を新しくしたのはこの短歌を作ったあとなので、べつにそのことを詠んだわけではないんですけどね。夏休みといえば、中学1年のときに、数学の課題で1日10問の計算問題が10...