うたかたの歌

心を過ぎゆく思いだったり日常のあれこれを、絵短歌orフォト短歌&駄文で綴っています。

21
2017

【フォト短歌】歌集と整形外科

CATEGORYフォト短歌
糸杉 写真 短歌 戦場の歌を体に詰め込んだ整形外科医院待合室にて


ご笑覧ありがとうございます。

先日、右手を診てもらうために再び整形外科を訪れました。
平日の午前中、年配の方々のサロンのような待合室で待つこと一時間以上。おしゃべりに花を咲かせるおじいさんおばあさんに挟まれながら、持参していた読みかけの歌集を全部読み切りました。

読んだのは『砂丘律』(千種創一著/青磁社)という2015年に出版された歌集で、中東に暮らす著者が「事実ではなく真実を歌おうと務めた」歌の数々が収められています。短歌という詩によって表されたその場所の「真実」は、写真や映像よりも深く刺さるものがありました。
ちなみにこの千種創一という歌人は、つい数か月前に「さいていな自分と向きあうだけの言葉と気力をもう持ち合わせていないので、ここから消えます」と宣言して歌壇を降りてしまいました。そのことを知っていたから、よけいに感じるものがあったのかもしれません。

まだここであれこれ書けるほど読み込んではいないのですが、何はともあれ、短歌がお好きでまだ読んだことがないという方がいらっしゃいましたら、これはおすすめです。

あと右手に関しては、痺れがほとんど気にならなくなり、先生にも「もしまた何かあったら来てください」と言われて終わりました。まだ痛みや力が入らないといった症状はありますが、ボチボチよくなってきているようなのでひと安心です。



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