うたかたの歌

心を過ぎゆく思いだったり日常のあれこれを、絵短歌orフォト短歌&駄文で綴っています。

19
2017

【フォト短歌】笑顔の人

CATEGORYフォト短歌
ニッコウキスゲ 写真 短歌 灯された小さな炎のゆらめきに笑顔ばかりをのこして逝けり



ご笑覧ありがとうございます。

先日、夫の義理の親戚が闘病の末89歳で亡くなり、お通夜と葬儀に参列してきました。

故人はいわゆる地元の名士だったのですが、私が抱くその人のイメージは、いつもにこにこしていて、朗らかで穏やかな好々爺。本当に笑顔以外見たことがなくて、真顔を知りません。
夫にそう言ったら、生まれたときからその人を知っている夫も「笑ってるところか酔っ払ってるところしか覚えてない」らしく、それってすごいなと思いました。
私は年々性格がきつくなっている自覚があるので、亡き人を思い出しつつ見習わなくてはという自戒も込めて、弔問客が多すぎてなかなか終わらない玉串奉奠の間に今回の短歌を詠みました。
(※玉串奉奠は神式で行われる、仏式の焼香にあたるものです。)

ところで神道の葬儀では、故人の生涯を神職が読み上げる祭詞奏上というのがあります。お経とは違って、普通に分かりやすい日本語なのですが、「かけまくもかしこき~」と同じ口調で読まれます。
そんな祭詞奏上で故人のすばらしい経歴が列挙されたあと、趣味についても述べられていたのですが、これが「写真撮影、釣り、盆栽」と続いて、最後が「中国語の積み木」と来た。
中国語の積み木て・・・普通に「麻雀」と言ってくれよ。
私の周りは誰もそれに気づかなかったようで、突然“笑ってはいけないお葬式”が始まってつらかったです。
ちなみにそういうのをぶっこんでくるのは、その家に婿養子に入り、今回喪主を務めた夫の叔父しかいません。夫の血筋は夫も含め、そういうのが大好きなのです。(私も好きです。)



tag: フォト短歌  植物 

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