うたかたの歌

心を過ぎゆく思いだったり日常のあれこれを、短歌、イラスト、写真、駄文などで綴っていきます。

13
2018

祖母2

CATEGORYフォト短歌
折鶴をふたつ抱いて美しきひかりが祖母です彼方の夏へ



ご笑覧ありがとうございます。

前回に引き続き、先日他界した祖母のことをもう少し綴ります。
祖母は長らく大阪の施設におり、そこで最期を迎えたのですが、そのタイミングがなんとも絶妙で。
その日は、私たち夫婦と妹一家が浜松の私の実家に集合する予定だったのですが、母から「おばあちゃんの心臓と呼吸が止まったらしい」と連絡があったとき、私たちはまさに実家に向かって家を出発した直後でした。まさか家を出て五分後に引き返すことになるとは思いもせず・・・
自宅に戻って、かばんに詰めた水着などの浮かれアイテムを片づけ、喪服や数珠を引っぱり出して準備を整えると、その日のうちに再度家を出ました。
もしすでに高速にのってしまっていたり、あるいは浜松に着いたあとで訃報を受けていたらと思うと、本当に祖母は最後まで孫思いのやさしい祖母でした。

今回の短歌、交流のあった祖父母宅のお隣の娘さんが、おそらく祖母の亡くなったのと同じ頃、祖父母宅から白い光が飛んでいくのを見たという話を聞いて詠みました。「折鶴」は、祖母にとってはひ孫になる私の甥が、祖母の棺に入れるために折ってくれたものです。
若い頃は女優かと見まごうほどの美貌を誇った祖母。きっとその光も美しかったと思います。


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