うたかたの歌

心を過ぎゆく思いだったり日常のあれこれを、絵短歌orフォト短歌&駄文で綴っています。

20
2016

【絵短歌】解説に注意

CATEGORY絵短歌



微笑をたたえた彼の表情は秋の日差しのように柔らかで、私はその笑顔が好きだった。
いつの間にか消えてしまった彼を捜して、私が必死に人混みをかき分けていると、握り締めていたケータイが手の中で震えた。
届いたメールを開くと、ただ一枚の写真が画面いっぱいに映し出された。
写っているのは、まぎれもなく私だった。大勢の人の狭間で、彼を求めて目を凝らしている、私の姿。

送り主は彼だった。
――彼はどこかで、私を見守ってくれているのだ。
安心した私はケータイを見つめたまま、そこに佇んでいた。

―――― 完 ――――














という夢を見まして、今回はそれを短歌にしました。
「盗人」というのは、目が覚めてから「あれ盗撮じゃん」と思ったところから出てきた言葉です。(台無し感)
ちなみに「彼」というのは全然知らない人でした。

以上、ご笑覧ありがとうございました。

tag: 絵短歌  植物  人物 

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