うたかたの歌

心を過ぎゆく思いだったり日常のあれこれを、絵短歌orフォト短歌&駄文で綴っています。

21
2016

【絵短歌】遠恋

CATEGORY絵短歌
イラスト 短歌 絵 こだまよりひかりよりのぞみよりはやく祈りよとどけきみにあいたい


ご笑覧ありがとうございます。

夫とは丸13年の交際期間を経て入籍したのですが、その13年のうち後半7年は遠距離で、入籍後も約2年間、私は東京、夫は奈良で別居を続けていました。

遠距離になった最初のきっかけは、夫が中国へ数ヶ月の語学留学をしたことだったのですが、帰国後もそれを続けたのは私の希望でした。
夫が中国へ旅立つと同時に、私も関西から地元へ戻り、実家暮らしを始めたのですが、これがもう快適で。
さらに勤め始めた会社がまた、すごく居心地よくて。

家賃はかからないし、栄養満点のご飯は出てくるし、専門スキルがあったので会社では重宝してもらえるし、前の会社より給料いいし、休日は地元の友人たちが遊んでくれるし、関西での生活にはなかったものが充実していて、毎日がとても楽しかったのです。

夫も大学院でそれなりに忙しくしていて(多分)、電話は週に1、2回、会うのも年に4回くらいだったけれど、自然とそうなっていたので、きっとそのくらいの距離感が当時の自分たちには合っていたということなのだと思います。
なにせ、遠距離を始めた時点ですでに6年つき合っていましたから、こなれた夫婦が単身赴任で別居になるような感覚といえばいいでしょうか。「亭主元気で留守がいい」の心境でした。

何がいいって、その頃は夫の就職問題があったので、相手のアラが見えないのが一番よかったです。近くにいたらあれこれ口出しして険悪になっていたかもしれないけれど、離れていたのでそういうのが目に入らない。
おまけに私の方は、30歳目前の辺りで結婚願望を紛失しており、今の状態で充分幸せなのだから、一生このままでいいじゃないかとも考えていました。

そんなこんなであっという間に6年半が過ぎていったのですが、次回は、まったく結婚する気のなかった私が考えを一転させるに至った経緯を語ろうと思います。


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