うたかたの歌

心を過ぎゆく思いだったり日常のあれこれを、絵短歌orフォト短歌&駄文で綴っています。

15
2016

【絵短歌】圏外

CATEGORY絵短歌
イラスト 短歌 絵 気がつけば圏外にいて見逃したものは流星だけじゃなかった



ご笑覧ありがとうございます。

今月12~13日が双子座流星群のピークということで楽しみにしていたのですが、あいにくの天候で星のひとつも見えませんでした。
でも本日の短歌はそのことを詠んだわけではなく、さかのぼること二十数年前の思い出です。

以前も書いたことがありますが、高校では地学部という理系な部に所属していました。
文系の私がそこを選んだのは、主な活動が星の観測だと聞いたからなのですが、残念ながら部自体が幽霊だったので、実際に観測をしたのは1年生の夏休み1回だけで、その後はほぼ帰宅部でした。

で、その1回こっきりの観測会のときのこと。
場所は校舎の屋上で、最初こそ天体望遠鏡を覗いたりしながらわいわいやっていたのですが、そのうち先輩たちが仰向けに寝転び始め、肉眼で全天を見渡す格好に。もちろん、私たち1年生も従いました。

そうしてコンクリートの上に寝転んで空を眺めつつ、友人と話をしたりうつらうつらしたりしていたら、あるとき突然、「わーっ」と歓声が上がったのです。
「えっ、何!?」と思って空に目を走らせたのですが、何もない。
周りの話から、どうやら火球と呼んでいいくらいの流れ星が流れたらしいと分かりました。

多分、あの場でそれを見ていなかったのは私だけだったと思うのですが、そういうの、私にはよくあることなのです。
例えば東京に住んでいたとき、職場の先輩と外出中に有名人とすれ違ったのに、私はまったく気づかなかったとか、誰もが知ってる噂なのに私だけ知らなかったとか。

我ながらアンテナが粗悪だなと思いますが、でも人の悪意にも気づかなかったりと、いいこともあるのでヨシとしております。



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